黒糖というモノに関しての記述

黒糖とは

黒糖とは、黒砂糖の一種である。

砂糖黍の茎の絞り粕を加熱、水分を蒸発させた後、濃縮させる。

その後、冷却させた上で固めて製造される。

酸性を中和させると共に、搾り汁に石灰を混入し、不純物を沈殿させる。

砂糖の結晶と糖蜜を分離させる糖分の分離精製を行っていないため、砂糖の種類としては含蜜糖となる。

なお黒糖に、スクロースやモラセス等を加え、成分を調整したもの、またはザラメに蜂蜜を混ぜたものを加工黒糖と称するが、これも黒砂糖の一種である。

また甜菜からは、黒糖を作るのが難しいとされていたが、近年になり、甜菜黒糖が製品化されると共に市販され、食品材料としても使用されている。

オリゴ糖等の特徴的な成分を有する点が砂糖黍から作られた黒糖と異なる点である。

さらに黒砂糖一般を黒糖と称することもある。

なお黒糖が黒く見えるのは、型の中に流し込んだブロック状の塊である時である。

この塊を粉砕して粉末にした場合、その色は褐色となる。

蜜分を多く含むため、白砂糖よりも固まりやすく、売られる時は、ブロックを砕いた状態にされることが多い。純黒糖おすすめですので一度気になったものを食べてみては?

黒糖から作られるもの・利用の仕方

黒糖からは、かりんとう、羊羹、ういろう、黒糖のキャラメル、ちんびん、がじゃ豆、一口香、春駒、カルメ焼き、黒棒、黒飴、うず巻等が作られる。

味噌饅頭のように、地域によっては黒糖を使用するもの、ちんすこうのように、モノによっては黒糖を原材料の一つとして利用するものもある。

コーヒーや紅茶に入れたり、料理や菓子に使われることもある。

飴のように舐めることもある。

料理や菓子に使用する場合、砕いたり、すり潰したりする場合が多い。

日本では、以前からの産地である九州や沖縄では、黒糖を使った郷土菓子・料理が多い。

黒糖を水に溶かして煮詰めて黒蜜を作り、蕨餅、蜜豆、葛餅、場所によっては心太等にかけて食べることもある。

鹿児島県の奄美群島では、黒糖と米麹から焼酎が醸造されている。

日本では、沖縄や鹿児島等、砂糖黍栽培が盛んな地方では、一般的甘味料としても流通している。

その他の地方では、ミネラル分を多く含むため、健康食品として扱われることも多くあり、健康食品売り場や郷土産品売り場等で見かけることができる。

黒糖の産地

日本国内では鹿児島県や沖縄県が主な生産地であり、これらの地の特産品でもある。

海外では、フィリピン、ベトナム、フィジー、バルバドス等が著名な産地である。

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